おばけの絵本
2018.07.16 Monday 15:00
本日は、久しぶりに絵本のお話をしようと思います。
まずは、「今日の絵本のジャンルは何にしようかな?」と、考えました。
夏といえば・・・そうだ!
お化けや妖怪、身の毛もよだつ怖〜いお話
怖い怖いといいながら、来るぞ来るぞと待ちわびる・・・。
相反する気持ちや、ドキドキ感やスリルを味わうことができる絵本。
よくわからないけど、とにかく怖い本。
そんな絵本を、ご紹介します。
「ねないこだれだ」
発刊より50年ほど経つ絵本です。貼り絵の味が生かされた名作絵本です。
「おばけかぞくのいちにち」
おばけかぞくの様子がコメディに描かれたお話です。
絵もストーリーも楽しめるおばけ絵本です。
「もりのおばけ」
全て白黒の鉛筆画で繰り広げらる世界観が、より現実離れした感じとなっています。
睡眠時の夢はカラーではなく、白黒と言われていますよね。まさにその世界です。
スリルを味わえる名作だと思います。
「さんまいのおふだ」
子どもたちに「怖い絵本読んで〜」とリクエストされたときに読む絵本。
お話の展開にもスリルがあり、ドキドキ感、来るぞ来るぞ感を味わえる作品です。
何度読み返しても面白いと思います。
「しりっぽおばけ」
はっきり申し上げて、とても恐怖感のある絵本です。かなり印象深く、大人の私でさえ怖いので、覚悟してお読みください。
でも、ポール・ガルドンの絵は流石に素敵です。
“夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがいたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くも、をかし。雨など降るも、をかし”
枕草子に書かれた名分・・・。闇の光は蛍の光だけだったのでしょうか?ヒトダマも混ざっていたかも知れませんね・・・。
それでは、みなさま、想像力豊かに、涼しい夏の夜をお過ごしください・・・。
ごきげんよう。