色づくり

2018.11.26 Monday 15:00
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    絵画あそびのとき、幼児がつかう絵の具は、現場の保育者が溶いた絵の具を使うことが多いといえます。ですが、保育者が溶いた色は、保育者の色彩のセンスがその色味に出てきますから、クラスによって、絵の印象も変わってくるのです。よって、子どもの作品が、クラスの先生のセンスになりがちです。

     

    本来、色づくりはとても楽しいあそびなのです。この楽しい部分を保育者がするのは、実にもったいないこと。

     

    市販の絵の具そのままの色を使用せず、混色を楽しむのは、子どもの目には、魔法のように新鮮です。色の組み合わせで美しくもなり、汚れたように暗くなることもあります。そういった、色の変化を楽しむためにも、幼児が、自分で混色し、自分だけの色をつくる経験はとても大切なことのように思います。

    ・・・ということで、今年度から、バイリンガル幼稚園では、絵の具を個人の持ち物としてご家庭でご用意していただだき、園で使用することにしました。

     

    今日は、その活動の様子をお届けします。

     

    保育者が前に立ち、実際に、パレット(梅皿)、筆洗、筆、おふとん(筆洗の下に敷いてある筆の水を落とす布)などの用具紹介を子どもたちにします。そして、色の説明や色の混ぜ方をデモンストレーションしていきます。あくまでも、一度色づくリを目の前子どもたちに見せる形で、自然にデモンストレーションを行ないます。こうしなければいけませんというような、お手本ではないのです。

     

    子どもたちは、一度目にした光景を記憶しているので、絵の具をパレットに、

    赤、青、黄 ポトン、ポトンと絵の具を落としていきます。
     

     

    真ん中のお部屋(梅皿の真ん中の部分)は混ぜるお部屋にしようかな〜、という担任のさりげない一言で・・・
    多くの子どもは真ん中のお部屋には色を入れていませんでした。よく見て聞いていますね〜。(笑)

     

    筆を持って、筆洗で筆をぬらします。

     

    子どもたちは、混ぜ混ぜしていきます。

    混ぜ混ぜしているときの、子どもは真剣です。

     

    茶色のお色ができました。濃い茶色、薄い茶色、ひとつも同じ色はありません。

    子どもが自分でつくった茶色です。

     

     

    今回の年少クラスでは、木を描くための茶色づくりをしましたが、色づくりの経験をすることにより、自分で色をつくり出すことができることを知りました。今後も、色づくりを繰り返すなかで、掛け合わせの色味を知り、イメージを膨らませ、絵画の表現を楽しむようになっていくかもしれません。また、子どもによっては、筆洗の中の水の色の濁りの変化を楽しむかもしれません。使い終わった筆を洗うときの、色が水に流され色落ちていく様子を楽しむ子どもがいるかもしれません。

     子どもにとって、色づくりは、パレットの上だけではないのです。その活動の中のあらゆるところで色の変化に興味を持つのです。

     

    色づくりは、自由な表現をする上でかかせません。ですから、より一層、子どものイメージや興味をそそる時間になるように、子どもの心を解放する時間にしたいものですね。

     

    ごきげんよう。

     

    category:Mika | by:『野山の巻』 | - | -

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    2018.12.13 Thursday 15:00
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