フレーベルの話

2019.05.13 Monday 15:00
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    母子草の季節・・・。

     昨日は母の日でした。バイリンガル幼稚園のお母さま、

    子どもたちの手作りのプレゼントはいかがでしたか?

     

      さて、お話はぜんせん変わりますが・・・

    新年度を迎え一か月が過ぎようとしています。

    この時期になると、園児もクラスに馴染み、

    今年度の園児たちの顔と名前を覚えつつ、日常の姿を目にしながら、

    改めて「幼稚園」の在り様について考える時期に入りました。

     

      そもそも、「幼稚園」がどういうものなのかを考えることから・・・。

    そこで、今日は、フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベル の考える、

    幼稚園の在り様について、ほんの少しだけ、お話したいと思います。

     

      この地球上において、幼児施設として初めて教育機関を作ったのは英国のロバート・オーウェンが最初です。が、「幼稚園」という造語をフレーベルがつくったのは有名なお話。

     

    ドイツでフレーベルが1840年にKindergartenを初めてつくってから、36年後の1876年(明治9年)に日本で幼稚園が初めてできました。日本では、まだまだ初等教育の必要性が認められてなかった時代に、東京湯島の女子師範学校(現・お茶の水女子大)の付帯施設として初めて幼稚園ができました。

    女子師範学校付帯のこの幼稚園は、フレーベルの考えを取り入れていたわけですが・・・今のように情報網が優れた時代ではないので、なかなか、フレーベルの本当の考えが幼児教育に反映されるまでには時間がかかったのは事実です。

     

    昨今では、文部科学省の幼稚園教育要領における基本的なものにも、フレーベルの考える幼稚園の思想がより彼の考えに近いものになってきているように思います。 日本の幼児教育においても、ようやく彼の子どもに対する目に見えない育ちの考えは浸透してきているといえましょう。

     

    教育を考えるならば、人の成長は、人間の生まれ持った本性と自然の法則とによって導かれ育っていくのが自然であり、大人が外側から恣意的に形づけるものではないということ。これがフレーベルの基本的な考えです。とくに、花壇や菜園や果樹のある庭を幼稚園に必ず設置すべきであると主張しています。(ですから、ここバイリンガル幼稚園の上海という都会にありながら、自然が豊かである点は、非常に良い環境だと改めて思うわけです。)

     

    また、フレーベルの考える「幼稚園」とは、子どもたちの日々の生活の場であり、その生活の場では個性豊かなそれぞれ小さな種が成長し、それぞれの花を咲かせ、楽しくあそべる場であることといえます。(バイリンガル幼稚園は、あそびを大切にしています。そして、子どもたちのそれぞれの個性も大切にしていくことに努めています。)

     

    このフレーベルの「幼稚園」における根本的な在り様については、今後も変わらず、大切なことだと、改めて私は思いました。

     

    また、今度、フレーベルに影響を与えたペスタロッチのお話をする機会があると良いと思います。

     

    ごきげんよう・・・。

    category:Mika | by:『野山の巻』 | - | -

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    2019.07.17 Wednesday 15:00
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