「感謝祭」〜Thanksgiving Dayについて考える

2017.11.27 Monday 15:00
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    アメリカンスクール内にあって、年に何度かアメリカ合衆国の行事をともに過ごすことがあります。11月の第4木曜日の“Thanksgiving Day”もその一つといえます。

     

     

    今年は11月23日(木)が「感謝祭」の日となりました。 この日、当スクールのカフェテリアには、七面鳥が登場しました。

     

     

     

    味付は、塩味のみ。オーブンで丸焼きしています。

     

     

     

    七面鳥の絵や看板は、フィリピン人の先生が手掛けています。

     

    「感謝祭」を迎える前から「感謝祭」について調べていたのですが・・・。 いろいろ思うところがありましたので、単純に思うままに書いてみます。

     

    毎年、米国の大統領は、感謝祭の日の朝に、屠殺される運命にあった2羽の七面鳥を恩赦するそうです。ですが、ここSLASのカフェテリアでは、1年に1度、多くの七面鳥が用意され、私たちに食べられる運命となっています。単純に・・・屠殺される数が、他の日より多いことに気づかされます。

     

    そして、物事の見方を変えて調べていくうちに、一方とその他方の違いが浮き彫りになりました。

     

    まずは、普通によく耳にする「感謝祭」のお話から。

     

    時は1620年。絶対王政下の英国国教会(※)からの弾圧にあったピューリタンたちの一部(ピルグリム・ファーザーズ)が、宗教的自由をもとめて、母国を離れ新大陸で生き延びることを決意。彼ら102名はメイフラワー号に乗り込み、上陸した先がアメリカ大陸。到着時、もってきた食物の種が土壌に合わず、育たず、彼らは飢餓状態に陥りました。そんなとき、千住民のインディアンが、土壌に合うトウモロコシなどの栽培を教えてくれて生き延びられたのでした。そして、その翌年、命の恩人である先住民を招き、感謝を気持ちを込めて感謝祭を催したという、感謝することの大切さが感じられるお話。

     

    ここまでが、一方のお話でした。

     

    そして、次が他方のお話。 しかし、感謝祭に招かれた側の先住民の思いは、違います。インディアン達にとって「感謝祭」は、この日を境に先祖達の知識や土地がヨーロッパからの移民達に奪われた、「大量虐殺の始まりの日」としているそうです。

     

    ここから先は、みなさま、ご自分の心のままに思いを走らせてください。思いはそれぞれですから・・・。 私自身は、角度を変えて物事をみることの大切さを感じた一日でした。

     

    では、ごきげんよう。

     

    (※)英国国教会(➡聖公会のおおもと。もっと簡単に説明しますと、英国のヘンリー8世の離婚問題が原因となり、エリザベス1世がつくった離婚容認を取り入れた英国独自のキリスト教の宗派。儀式、教義はカトリックに近いと言われています。)

     

    category:Mika | by:『野山の巻』comments(0) | -

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    2017.12.13 Wednesday 15:00
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